小林麻央さん訃報に思う、乳癌検診の重要性

2017年6月22日

フリーアナウンサー小林麻央さん(34)が

乳癌の闘病生活の末、天に召されました。

最初に乳癌の疑いがかけられたのは

夫婦で受診した人間ドッグにて。

当時、息子さんはまだ9カ月で授乳中でした。

その後精密検査で陰性とされ、半年以上経ってから自宅でたまたま胸を触ったときにしこりを発見し、あわてて受診した病院で乳癌ステージ4の診断。脇のリンパ腺にも転移していることが分かりました。

 

幼い息子さんの授乳中に、麻央さんの身体は癌に蝕まれていきました。

授乳中は乳腺が張っていて普段の状態と異なる為、しこりの肥大化になかなか気づかなかったのかもしれません。

 

私は以前、娘が生後10カ月くらいで、そろそろ二人目を授かりたいと思い始めた頃、

「幼い子どもを二人抱えてもし自分が病気になったら…」

と不安にかられて眠れなくなったことがありました。長いこと産後うつを引きずっていたのもあり基本ネガティブ思考なのもあり…その時は想像するだけで不安不安で、考え始めると色々なことが気になって気になってどうしようもなくなりました。

そういえば、出産してから身体はだるいし、頑張って動きすぎるとすぐ頭痛がするし、胸は張って痛いし、触診すれば何かごろごろしたしこりがある気がするし…。産後だから、授乳中だからこんな感じなのか、はたまた私は何かの病気なのか…。ネガティブすぎる私は本気で悩みました。ネットで調べまくったりもしました。

悩んで悩んで、勇気を振り絞って病院に行きました。(自分が病院に行くにも、娘の一時預かりをお願いしたり一苦労なんですよね…。)そしてなんとか総合病院の外科を受診しました。当時25歳でした。

 

問診票を提出するなり私の顔と年齢欄を見て、看護師さんに怪訝な表情をされました。

 

続く